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- 子どもの矯正
成長期の適切な時期に矯正治療を受けると、歯ならびがキレイになり口元の印象がアップするだけでなく、よく噛めるようになるため栄養の吸収を促し健やかな成長の助けになります。また、顔つきのバランスも整うため、将来的に見た目にコンプレックスを抱くおそれも防げます。
とはいえ、治療の開始時期はお口の状況や成長具合によって異なります。まずは、お子様一人ひとりに合った適切な開始時期を把握することが大切です。当医院では矯正相談を無料にて行っており、診査を行ったうえで適切な治療開始時期をご提案しておりますので、安心してご相談ください。
01心身の成長を考えて
脳の成長のピークは10歳前後と言われています。この時期にうまく発音できない、噛めないというのは避けるべきです。当医院では、歯ならびだけでなく、すべての成長を考慮した矯正治療を行います。
02できるだけ効率的かつ短期間に
子どもの頃は、さまざまな体験をとおして多くのことを身につける時期。ストレスなく取り組めるよう、6ヶ月~1年以内には治療が完了するスケジュールで治療プランをご提案するとともに、治療中もサポートさせていただきます。
03床矯正は行いません
「床矯正」とは、すべての歯が生えそろう顎のスペースを確保する矯正法ですが、治療期間が長くなってしまう恐れがあります。また、顎への負担も避けられません。そのため、当医院では子どもに対してもマルチブラケット法を用いています。
04歯を抜かない
乳歯はいずれ抜けるものですが、自然な生えかわりを待たずに抜いてしまうと、生えかわる永久歯の生え方に影響が及んでしまうことがあります。当医院は、永久歯はもちろん、乳歯も抜かない矯正治療を行います。
05奥歯から正常に
全体的に歯ならびが乱れている場合、治療は目立つ前歯のほうを先に、と思われるかもしれませんが、前歯の歯ならびは成長とともに変化することがあります。そのため、当医院ではまず変化しづらい奥歯の噛み合わせを整えることからはじめます。
06予防処置とともに生えかわりを見守る
矯正治療で歯ならびを整えたとしても、むし歯になってしまえば歯ならびが再度乱れるリスクが生じてしまいます。子どもはむし歯になりやすいもの。予防処置によりむし歯を予防しつつ、正しい永久歯への生えかわりを見守ります。
矯正治療は大人になってからでもできますが、子どもの頃にはじめたほうがメリットが大きいと言えます。
子どもの矯正では、顎の正常な成長を促しながら永久歯が正しく生えそろうスペースを確保していくため、将来的に本格矯正が必要になったときでも永久歯の抜歯リスクを大幅に低減できます。
顎の正常な発育を妨げるような歯ならびや癖を改善でき、結果的に顎やお顔のバランスが整います。また、将来的に顎関節症(※)や外科手術をしなければ治らないケースを避けることができます。
※「口が開けられない」「口の開閉時に顎がカクカクなる」といった顎周辺の異常の総称です。
顎の成長期に治療を行うことで、正常な顎の発育をコントロールでき正しい永久歯列を誘導できるため、将来、本格矯正が必要になったときにシンプルな治療内容で済み、結果として治療期間の短縮につながります。
脳の成長は10歳までにピークを迎えます。
歯の動きやすい時期もその時期に重なるため、小児の矯正歯科は日常生活にストレスがなく、短期間で終わり、痛くなく、自然に話せることができたり、自然に食べられることが絶対条件です。そして、むし歯予防や歯みがきトレーニングも一緒に行います。
当医院では、お子様のお気持ちを尊重して矯正治療を行います。カウンセリングで親身になってお子様の声に耳を傾け、その意思を治療計画に反映します。お子様のペースに合わせて治療を進めていきますので、安心しておまかせください。
当医院では、お子様のペースに合わせて最適な矯正治療を進めていくために、以下のポイントに留意しながら診査を行っています。診査の結果、今すぐに治療を開始する必要がないといった診断に至ることもあります。
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当医院では、おもに以下のような矯正装置を取り扱っております。
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もっとも一般的な固定式の矯正装置です。動かしたい歯に金属ブラケットをつけ、そこに金属のワイヤーやホワイトワイヤーを通して歯を正しい位置に動かし正しい歯ならびへと導きます。見た目は目立ちますが費用対効果が高く、比較的治療期間が短く済むといった特徴があります。 |
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歯を動かす仕組みはメタルブラケットと同様ですが、ブラケットが白い素材(セラミック)でできている矯正装置です。費用はメタルブラケットよりかかりますが、治療が比較的短期間で済み、見た目が自然なので見た目を気にする方におすすめです。 |
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歯ならび・噛み合わせが乱れる原因の一つに、癖があります。以下にはその例をご紹介していますので、お子様に見られたらできるだけ早めにやめさせてあげましょう。また、3歳頃を過ぎてもまだ見られるようならまずはご相談ください。
指しゃぶり![]() |
頬杖をつく![]() |
舌で歯を押す![]() |
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指をしゃぶるときに歯に力がかかり、歯ならびが乱れる(おもに開口)ことがあります | 顎のゆがみを引き起こし、結果的に歯ならびを乱す原因になることがあります | 舌で歯を押すクセがあると、歯ならびが乱れることがあります |
唇を噛む![]() |
爪を噛む![]() |
口呼吸![]() |
下唇を噛む癖があると出っ歯に、上唇を噛む癖があると受け口になるおそれがあります | 爪を噛むときに歯に力がかかり、続けることで歯ならびが乱れることがあります | 口が開きっぱなしになるため、顎や舌の位置が下がり顎の成長が阻害されるため、結果として歯ならびを乱すことがあります |